腰越駅からほど近い国道134号沿いの岬に鎮座する小動(こゆるぎ)神社が気になったので参拝していきます。新田義貞ゆかりの神社だそうです。
小動神社とは変わった社名です。御由緒によりますと、風もないのに揺れる美しい松「小動の松」がこの岬の頂にあったことに由来して、この地を小動と呼んだそうです。
二の鳥居をくぐると参道は右に直角に折れます。
社殿。カッチリした造り。向拝が立派。
ほっかむりをした狛犬がかわいらしいです。こちらは阿形。
こちらは吽形。どちらも鼻の穴が大きいです。
境内には他にも摂社末社があります。こちらは小動神社のすぐお隣にある「海(わたつみ)神社」。漁業の神、航海の神とのことです。
「龍王海神」と記されたウミガメが可愛らしい。
昔はこの辺の砂浜にもウミガメが卵を産みに来ていたのだろうか。
背中に乗ればそのまま竜宮城まで連れて行ってもらえそうな雰囲気です。
こちら金比羅宮と稲荷社。
狐さんがいっぱい。
小動神社展望台。ここは腰越八王子山遠見番所があったところ。鎌倉市の案内には「天保十三年、当時の鎌倉郡腰越村は、幕府から相州警備を命じられた川越藩の管理のもと、恒常的な海防への協力を余儀なくされました。ここ小動神社展望台の左手には、かつて番所が置かれ、主に異国船渡来の通報拠点としての役割を担ったとのことです。」とあります。
江ノ島や腰越漁港はもちろん、遠くまで見渡すことができます。風が気持ちいいー。ここは確かに展望がききますねー。
境内にはもう一社「大六天社」があります。庚申塔や猿田彦大神などの石碑石仏も数基あります。
国道134号に戻り、今度はアイスキャンディー屋さんを目指します。この辺はTVの天気予報で「今の江ノ島の様子です」とか映っている場所ですかね。
そしてお約束の路地に入り・・・
江ノ電と道路の併用区間「電車通り」を走ります。埼玉県民にとっては海もそうですが、この併用区間も非日常的な光景です。
商店などが立ち並び、ゆっくり街歩きでもしたくなるのですが・・・
すぐ近くを電車が頻繁に通るので注意です。車もいると道はかなり狭くなります。
駅のホームにいるくらいの近さです。それにしてもどの車両もずいぶん人がたくさん乗ってます。
江ノ電車両はデザインもいろいろで楽しめます。カールおじさん車両もありました。
その4へ続きます・・・